2.世代を絞る

どの世代のLTOドライブを導入するかを検討する

導入するLTOの世代を検討する

現在、LTOは第1世代(LTO1)から第8世代(LTO8)まで製品化されており、第12世代(LTO12)までのロードマップが公開されています。 ここでは、LTO導入にあたり世代を選ぶヒントを紹介していきます。

LTOの世代とは

LTOのロードマップ

現在、第12世代までのロードマップが公開されています。
LTO Ultrium ロードマップ


LTO全世代と、ドライブ・メディアの互換性

LTOドライブとLTOデータカートリッジ(メディア)には下位互換があります。 LTO7までのドライブは、1世代下のメディアでの読み書き、2世代下のメディアの読み込み互換があります。
LTO8ドライブは、1世代下のメディアの読み書き互換があります。 LTO Ultrium 互換表


選び方のヒント

LTFSに対応しているのはLTO5以降の世代になるので、LTO5、LTO6、LTO7、LTO8の中から決めましょう。
選ぶ際のポイントは、容量・転送速度・予算から最も最適な世代を選ぶと良いでしょう。

  容量(※1) 転送速度(※2) 価格(※3)
LTO5 1.5TB
3.0TB
最大140 MB/s
最大280 MB/s
30万円台~
LTO6 2.5TB
6.25TB
最大160 MB/s
最大400 MB/s
40万円台~
LTO7 6.0TB
15TB
最大300 MB/s
最大750 MB/s
50万円台~
LTO8 12TB
30TB
最大300 MB/s
最大750 MB/s
70万円台~
(※1)=1行目:非圧縮時、2行目:圧縮時
(※2)=1行目:非圧縮時、2行目:圧縮時
(※3)=シングルドライブ単体価格

LTOメディア容量に関する注意点

非圧縮容量と圧縮容量

LTOデータカートリッジの記憶容量は、非圧縮容量と圧縮容量の記載があります。
例えば、LTO8の容量は「12TB(非圧縮時)/30TB(圧縮時)」です。 では、書き込むデータを圧縮すれば30TBのデータが書き込めるのかというと、少し違うのです。 LTOドライブは、”圧縮できるデータは自動で圧縮をかけて書き込む”という機能があります。 圧縮できるデータと、ほとんどできないデータがあり、形式により圧縮率は違いますが、 映像・音声・画像等はほとんど圧縮できません。
これらの形式のデータアーカイブを検討する際は、非圧縮容量で計算するのが妥当と言えます。

LTFSのインデックス領域を考慮する

LTOメディアをLTFSフォーマットすると、テープは”インデックス領域”と”コンテンツ領域”に分割されます。
インデックス領域は、データの場所やファイル名、データ容量等が記録される目次のような役割があります。
インデックス領域そのものの容量が大きくなることはありませんが、メディア1巻あたりの容量は少し余裕を持って考えておくと良いでしょう。

テープ跨(また)ぎについて

標準的なLTFSでは、テープを跨いだ書き込みはサポートされていないので注意が必要です。
一部アプライアンス製品では、テープ跨ぎをサポートしているものもございますので詳細はお問い合わせください。
LTFSのデモ環境

弊社検証機でのデモンストレーション、
検証機のお貸出 随時受付中

<デモンストレーション>
弊社にてLTFSによるデータアーカイブのデモンストレーションを行っております。導入にご興味があるお客様で、操作感等どんな感じなのかまずはデモを見てみたいという場合は是非お気軽にお越しください。

<検証機お貸出>
お客様の環境に合った機器の選択等はご相談いただければ弊社営業より提案いたします。導入に必要な機器類をまとめてお貸出可能です。