LTOテープストレージとは

高速転送、大容量を実現する磁気テープストレージ

LTOドライブとメディアの外観

ビッグデータ対応のテープストレージ
「LTO Ultrium」

年々飛躍的にデータ量の増加が続く時代─。
データは資産。それらを失った場合の損失は計り知れません。膨大なデジタルデータを安全かつ効果的に保管する上で、テープストレージ「LTO Ultrium」は最適な製品の一つです。

LTO(Linear Tape-Open)とは
コンピュータ用磁気テープ技術のひとつ。Seagate社、HP社、IBM社が共同開発した大容量高速の公開フォーマットです。
大容量・低コストが特徴で、大量データの長期保管に向いています。

テープメディアは50年以上(※)の期待寿命があり、信頼性の高さから、特に映像・放送業界でのデータアーカイブ用途で人気が高まり現在も市場は拡大しています。

※社団法人電子情報技術産業委員会(=JEITA)が行った寿命推定検証の結果、LTO7以降では通常の保管環境であれば50年以上信号の読み取り品質に影響のないことが確認されました。
(出典:JEITA「LTO-9テープメディアの寿命評価」)

様々な分野で利用されているLTO

LTOが選ばれる7つの理由

高スループット・高速保存
低コストで省エネ
大容量・省スペース保管
高い信頼性
WORM機能による原本性証明
暗号化機能・セキュリティ向上
LTFSでフォーマットの長期利用

LTO装置の種類 シングルドライブとオートメーション

LTOシングルドライブ
LTOオートローダー
LTOテープライブラリ

LTOの信頼性 資産の長期保管

LTO Ultrium ロードマップ

LTOの将来性
(ロードマップ)

2000年に発売されたLTO1から約20年以上経過した現在、速度は15倍(LTO1:20MB/秒→LTO9:300MB/秒)、容量は120倍(LTO1:100GB→LTO9:18TB)へと大きな進化を遂げており、今後の計画も発表されています。

第5世代からはLTFS(Linear Tape File System)によりファイルシステムのサポートが可能になりました。

出典: LTO コンソーシアム

LTOの互換性

LTO Ultrium 互換表

LTO互換表

LTOドライブはLTO7までは下位2世代まで互換性があります。LTO7ドライブでは1世代前のLTO6メディアのRead/Writeが、2世代前のLTO5メディアのReadが可能です。
LTO8、LTO9では1世代前のメディアのRead/Writeが可能です。 また、ドライブとメディアのメーカーが異なる場合でも互換性があるため製品選択の幅が広いことも特徴です。

LTFSのデモ環境

弊社検証機でのデモンストレーション、
検証機のお貸出 随時受付中

<デモンストレーション>
弊社にてLTFSによるデータアーカイブのデモンストレーションを行っております。導入にご興味があるお客様で、操作感等どんな感じなのかまずはデモを見てみたいという場合は是非お気軽にお越しください。

<検証機お貸出>
お客様の環境に合った機器の選択等はご相談いただければ弊社営業より提案いたします。導入に必要な機器類をまとめてお貸出可能です。