LTO導入にあたり、接続方法と世代が決まればあとは”どのメーカーの製品にするか”を決定するだけです。
主要なサーバメーカーのほとんどが、バックアップ製品としてLTOを販売しています。
では、どのメーカーの製品を購入するべきなのでしょうか。
メーカーで違いはあるのか
LTOドライブの見た目・サイズ(筐体)
内蔵以外のLTOドライブの見た目やサイズは、メーカーによって多少の違いがありますが基本的な構造に大差はありません。
下の画像の例では、左からHP社製ハーフハイトLTOドライブ(SAS)、IBM社製ハーフハイトLTOドライブ(SAS)、MagStor社製フルハイトLTOドライブ(Thunderbolt)です。一般的にハーフハイトが人気ですが、LTO-8以降ではフルハイトの方が高速転送なので速度重視のお客様におすすめです。
LTOドライブの性能
LTO製品は、どのメーカーでも規格で定められた同じ設計で製造されています。メーカーによって性能に違いはありません。
LTFSのGUI
LTFSのソフトウェアは、各ドライブメーカーから無償で配布されています。
GUIはメーカーによってメニュー配置や見た目の違いはありますが、機能的な違いはありません。
メーカーを選択する際のポイント
①サーバメーカーに合わせる
純正の製品である必要がある場合は、LTOドライブを接続予定のサーバメーカーに合わせて同じメーカーのLTOドライブを導入しましょう。
弊社では、主要各メーカーのLTOドライブを取り扱っておりますので、詳細はお問い合わせください。
②導入費用を抑え、価格で選択する
上記で述べたように、基本的な構造・性能・機能にメーカー差はありません。
サーバのメーカーと、LTOドライブのメーカーが異なっても問題なくご使用できますので、できるだけ低コストで導入したい場合は、是非ご相談ください。